人生のどん底を見た看護師

私は人生のどん底を見た人に入るかなと思います。

 

後からその時の事を振り返ると、今思えば良くそんな状況で乗り越えられたな〜と思うことが何度もあった。

 

やっぱり人ってちゃんと成長しながら生きているんだな〜と思います。

 

母親の難病で人生が大きく変わったなと思います。

 

どん底も見たし、大きな挫折も味わった。

 

私が看護師になって2年目の頃に母の難病が発覚した。

 

母はまだ48歳で、この若い年代での発症は珍しいので、頼る場所もなければ理解してくれる人もいない。

 

脳の病気だから奇行や奇声、異食、暴言暴力、人間崩壊・・・。

 

若いから進行が早くて、あっという間に私の知っている母はいなくなった。

 

まわりは汚いものでも見る目つきで母を睨んでいる。

 

私も自分の母がこんなに後退していく姿を身近で見るのは本当に辛かったし、父はバリバリの現役で働いていたから、母の介護に加えて仕事もこなす日々が続いた。

 

結婚を約束していた彼氏とは母の病気を理由に一方的に別れを告げられ、大きな挫折も味わった。

 

当時はものすごく辛かった、毎日が辛くて病院で睡眠薬や安定剤を処方してもらって何とか生活していた。

 

20代の前半でいろいろな地獄を見た気がする・・・。

 

でも、こういう事をきっかけに自分が変わったなと思うことが多くなった。

 

それまでは自分が楽しければいいじゃん!って楽しいことが大好きな浅はかなバカでした。

 

でも、母の介護を通して他人を思いやる事や、人に優しくしたり、自分より他人や公を大切にする事が当たり前になった。

 

母の難病は不幸だけど、私を含めて家族も変化した。

 

不幸の中にも、よい変化もたくさんあったなと思う。

 

人生大変だし嫌なことが多いのですが、絶対にそんな事もあったっけと笑い飛ばせる時が来るものですね。